WFHについて

世界血友病連盟:グローバル展開の基盤

世界血友病連盟(WFH)は50年以上にわたり、血友病、フォン・ヴィレブランド病、稀な因子欠損症、遺伝性血小板疾患等、遺伝性出血性疾患患者の治療の維持向上に関して、世界的なリーダーシップを発揮してきました。

WFHは患者の救済と生活向上のために:

  • 患者を適切に診断、管理するため、この分野の専門家をトレーニングしています;
  • 安全な治療用製剤の適切な供給を推奨しています;
  • 出血性疾患の患者がより健康で長く実り多い人生を送ることが出来るように教育と支援を行なっています。

しかし、活動が十分であるとは言えません。現実には、出血性疾患患者の75%が非常に不適切な治療を受けている、または全く治療を受けていないという実態があります。フォン・ヴィレブランド病、稀な因子欠損症については、その割合がさらに高くなります。

WFHの「すべての患者に治療を」という願いは、居住地域にかかわらず全ての出血性疾患患者が適切な治療を受ける日が来るというものです。
全ての患者への治療とは、以下を指します。:

  • 訓練を受けた専門家の包括的チームによる適切な診断、管理、治療;
  • 全ての出血性疾患患者のための安全で有効な治療用製剤;
  • 血友病ばかりでなく、フォン・ヴィレブランド病、稀な因子欠損症、遺伝性血小板疾患の患者に対するサービスの拡大

非営利団体である世界血友病連盟(WFH)は、1963年に設立されました。当団体は140か国の患者団体の世界的ネットワークで、世界保健機関(WHO)の公認を受けています。

WFHの使命

世界血友病連盟は、世界中の遺伝性出血性疾患患者の治療を維持向上させます。